一家を支えた孝行兄貴に乗る

midget2007-08-06

リコール修理と助手席ダッシュボード周辺からの異音調査のために、うちのデミオ(DY型:2代目)をマツダディーラーへ預けて、代車としてデミオ(DW型:初代)がやってきました。「小さく見えて大きく乗れる」のキャッチフレーズだったこのデミオは、バブル崩壊後倒産しかかっていたマツダを支えたヒット車です。
車検証を見てみると初年度登録が平成11年3月。10年めに突入して走行距離は約85,000km。車重は930kgとなっています。排気量は1300ccでトランスミッションはAT。
通勤で会社まで1往復した限りでは、オイラのDY型デミオと比べるとなんつーか「軽快」の一言につきます。車重が150kgも軽いからってのが大きいと思うんだけど、ATもいい感じで引っ張ってシフトアップしていくのよね。あとでYahoo自動車でスペックを調べたら、なんと3速ATでした。各ギアの守備範囲が広いからそりゃ引っ張るはずだよなあ。トルコンがへたってるからかシフトショックもそんなに大きくないし。高速乗ったらうるさそうだし燃費も良くないだろうけどね。
内装はしょぼいし見た目も地味だけど、キャッチコピー通りに小さい割に中も広いし荷室も広い。いやいやなかなかいい車です。さすがマツダの大黒柱だっただけありますな。兄さんどうもありがとう。
修理が終わったうちのデミオを受け取って帰る途中、やはりずいぶんどっしりと安定しているなあと思いました。
・・・よく言われる「安い足回りの国産車とちがってドイツ車は安定性に優れる」ってのは、ただ単に同クラスで100kg以上重いからじゃないの?同じ重量で安定感が全然違う車があるのならぜひ乗ってみたいものです。オイラは軽快な車の方が好きだけどね。