たまにはまじめに

誰ですか直リンしやがったのは。

まあいいや、ちょっと考察。
参加者が交通ルールを守り時速40kmで泉が岳付近の道を走行しているとします。時速40kmなので車間距離は40m程度でしょうか。
40km/hを秒速に直すと11.11m/s。車間距離が40mなので、測定箇所を仮にA地点とすると、最初の車が通り過ぎてから3.6秒後に後ろを走っていた車がA地点を通り過ぎます。
時速40kmで車間40mで参加台数が100台とすると、A地点を100台が通り過ぎるのに約6分かかります。普段は静かな日曜日の朝の山道を100台もの車が通り過ぎて行く。ミーティングに参加するような車は車検は通っているかもしれないけどそれなりに大きな音を出す事は想像できます。旧車やスポーツカーはノーマルでも排気音が大きいのが多い。昼間の街の中をどノーマルのマーチやカローラが100台通っていくのとは訳が違う。沿線の住人(山の近くだから普段は静かな地区だと思われる)は最短でも往路約6分、復路約6分の騒音に悩まされる事でしょう。
排気音についても車好きの人とそうで無い人は認識が違います。車を趣味としている人の中には、ファミリーカーと趣味車を1台で兼用している人もいるでしょう。マフラーを交換したその車、自分ではいい音だと思っていても、親、恋人、奥さん、子供を乗せた時に「この車うるさい」と言われませんか?車に興味が無い人にしてみれば、旧車だろうがスポーツカーだろうがDQNミニバンだろうが珍走団のバイクだろうがデコトラだろうが、大きな排気音は全て「騒音」。
「車好き」と自称する人達がかってに場所を決めて自分達の基準で「問題ない」と言い放っても実際に迷惑を被っている方への説得力は無いと思いますが如何なものでしょうか?モノサシのひとつとして騒音を測ってみたらと昨日書いたのはこのためです。

この文章を参加者の方から「ミーティングへの煽り」と取られるならば別にそれも結構です。オイラは地域住民じゃないし、ミーティングとは一切関係ありませんし、今後出るつもりも有りませんから。しかし昔所属していた東北MG会とストラダーレ・ロッソのメンバーが参加しているとのことなので少し気になります。主催者や周囲の人達はともかく、昔一緒に走っていた人達はいい人で、大人で、真面目に車趣味を楽しんでいる人ばかりでした。ツーリング等で毎回違うコースを5〜6台、多くても10数台が通り過ぎるのと、100台もの排気音の大きな車が静かな山の中を毎月同じ時間(しかも日曜日の朝)に往復するのとは状況が違うと思います。両クラブのメンバーの方がこの文章を読んで頂いていたとしたら、是非御一考をお願いしたいというのが昔一緒に楽しく走らせてもらったオイラの願いでございます。