息子のためなら神も仏も信じます

基本的にオイラは神も仏も信じない罰当たりな人間である。お盆もお彼岸も墓参りには行かないし法事のお経は足が痺れてうんざりだし初詣でに行ったのなんて数えるくらいだクリスマスやバレンタインは発情したオスとメスがエロイ事をする汚れた日だと思ってるし仏教やキリスト教の高校とか大学なんて信者でも無いのにみんなよく通うよなあと思う。
んが、かわいい息子の事となると話は別。子供がうまれるとお宮参りをするものだそうなので、とりあえず神様を信じて行って来た。
横須賀からお義母さんと東京からうちの母親がやって来て、我が家は２日間賑やかだった。特にうちの母のはしゃぎ様は実の息子から見ても引くくらいだったが、まあ初孫だししょうがないか。
叔父が呉服屋さんをやっているのでお祝着をいくつか見立ててもらい、そのなかで値段は手ごろ（といっても４万円近くする）、模様もまあ気に入ったやつを頂いたお祝い金で購入した。お宮参りと七五三のせいぜい２回しか着ない着物を大金出して買うなんてこれまでのオイラの人生では考えられないことだ。恐るべし息子パワー。ちなみにオイラが来て行ったスーツはスーツカンパニーで買った19800円のもの。う〜む。
ちょっと狭かったけどオイラ夫婦と息子とお義母さんとうちの母計５人はデミオに乗って（ちゃんと大人４人＋チャイルドシートが乗るというのがデミオの凄いところだ）南仙台の某神社へ向かった。
「御初穂料」5000円を払ってお払いしてもらう。神社の内部に入りオイラは少し緊張したけど、息子はスースー寝ていて無事静かに終了。お守りだのお札だの破魔矢だの絵馬だのでんでん太鼓だの海苔だの砂糖だのおみやげ（？）を頂いて帰ってきた。単品で買ったら5000円近くするよなあこれ。
お義母さんも母も昼過ぎには帰っていき、我が家はまた３人での生活に戻った。次のイベントは10月末の親父の１３回忌の法事。来月は仏様かあ。
えっと、オイラみたいな罰当たりはどーでもいいですが、奥様と息子だけはどうかお守り下さい、神様仏様。