証人喚問で「あなたはヅラですか?」と聞いて欲しかった。

midget2005-12-16

会社で新しく建てる工場を担当していて何かと忙しい。先週要求部門が発行した工場新築の稟議書がようやく決済になってなんとか工事のスタートを切ったわけだけど、ケツが来年3月末と決まっているので結局毎度のことながら年末年始も休まずに突貫工事をする羽目になるのであります。
普通に考えると3000平米近くの工場が3ヶ月で建つことは無いから設計や見積積算は先行して進めてるわけで、10月頭には建築設計事務所に依頼した図面が出来ていざ建築確認申請を出したところで・・例の構造計算偽造事件が発覚したわけですな。国土交○省からなにやらお達しが出たらしくとたんに審査が厳しくなってなかなか許可が下りない。もうとばっちりもいいところな状態なのでありました。
ところで例の偽造事件、オイラもマンションというものに住んでてひとごとではないわけです。ポストには管理会社から「このマンションの設計にはアネハ氏は関与してないことを確認しました」なんてA4用紙に印刷した文書が入ってましたが、そうじゃなくて「構造計算上耐震強度は問題ない事を確認しました」って書いてくれないとねえ。
ちなみにオイラの個人的意見としては、依頼主が鉄骨を減らす事を強制しようが建築士が構造計算偽造しようが、検査機関(お役人含む)が許可しなければ工事が始められないわけで、強度が足りない図面での申請を許可した検査機関ならびに監督する立場の国土交通省の責任が一番大きいと思います。税金の無駄遣い馬鹿役人は話題のマンションと共に潰れて下さい。
それはともかくこちらも先行してた工場の鉄骨設計の実寸確認立会いに山形県尾花沢市に行ってきました。社有車のカリーナで走ること2時間。いやいやすごい積雪。オイラは雪の多い北陸地方で育って、よく家や小学校で雪かきさせられた事を思い出しました。最近スキー場に出かけてないので雪道を長く走るのは久しぶりで、さらに慣れない車で往復4時間運転してちょっと疲れました。でも接待で昼食においしいお蕎麦を頂いたし懐かしさも感じられたのでまあ良かったかな、と思いましたが上司に「鉄骨が出来上がる頃にまた完成検査に来ないとな」って言われたんだけどその頃って一番雪が多い時期だよねorz