憧れのフルベアリング

midget2007-01-25

会社の主要生産設備で使っているベアリングが壊れたので予備品と交換して復旧したのはいいけど、新しい予備を確保しようと問い合わせたら納期の回答がなんと約500日!。内径が460mmもある大きなベアリングなので受注生産なのは当たり前なのだけど、中国での設備投資景気のせいかベアリングメーカーでは順番待ちが長蛇の列。また壊れて生産設備が500日も止まったら会社が潰れてしまうので、上司があわててあちこち電話かけまくった結果、なんとか在庫を確保。木箱には「MADE IN GERMANY」の文字。値段は国産品の1.5倍でした。1.5倍長持ちすればいいのだけど。
機械系技術者とは切っても切れない部品であるボールベアリング。オイラが最初にその言葉を知ったのは12歳のとき。初めて自分で組立てたラジコン、田宮ホットショットの軸受けは全てプラメタルでした。田宮純正のベアリングは4個で2000円もして、ホットショットでは30個くらい使われてたと思うので、単純計算でもフルベアリングで15000円以上。とても小学生の小遣いでは買えませんでした。
なんで突然こんな話をしたかっていうと、例のミニッツリットをフルベアリングにしたいのよね。外径5mmも無いような小さなベアリングが6つセット、京商純正で2205円。普通の大人ならそれこそ大人買いしてしまうんでしょうが・・・・orz。どうやらオイラの懐具合は小学生の頃と変わらないようです。はい。