セレブな甥っ子誕生

midget2007-02-24

休日出勤。
水曜日に妹夫婦に男の子が生まれたので、出産祝いを送るため、朝の通勤途中に遠回りして郵便局に寄る。家から車で5分ほどのこの郵便局は窓口24時間営業なので朝6時でも書留が出せます。民営化で騒いでいるここ数年の郵便局のサービス向上は目を見張るものがありますな。不祥事ばっかりの公務員連中もちょっとは見習って欲しいものですね。
で、妹夫婦はお互い超一流企業に勤めるセレブでして、産婦人科は有名なお医者さん、病室は当然個室。なんでも普通にお産しても55万円かららしく、妹は無痛分娩らしいのでさらに高いお金を払うのでしょう。「安産だったみたいよ」と母から生まれたばかりの甥の写真が送られてきましたが(無痛分娩で安産ってのもどうかと)、病院から貸りてるらしいその肌着は、しっかりブランド物でした。この世に出た瞬間からいい品物に触れて育つと、やっぱり「違いのわかる大人」になるものなんでしょうか。ブログなんかで「いい物を選んで使っているセンスのいい俺ってどうよ?」みたいな(育ちや稼ぎはともかく)頭の悪い人を見かけますが、甥にはそんな人間にはならないで欲しいものです。まあ妹夫婦はオイラと違ってよく出来た人たちなので大丈夫だと思うんですけどね。きっと「お受験」とかして有名幼稚園とかに入れるんだろうなあ。
甥が生まれて嬉しい反面、市立病院の質素な分娩室でお産して6人部屋に入院(ちなみに費用は35万ちょっとでした)だったうちの奥様と息子にはなんだか申し訳ないなあと。オイラは昔子供心に「もっとお金持ちの家に生まれたかったなあ」なんて思ったもんだけど、きっと息子も1歳下のいとこを見て同じように思うことでしょう。切ないねえ。