ヨーロッパ出張・7日目

midget2008-04-01

<インターラーケン居残り3日目・・>
今日はデュッセルドルフに移動できるかな・・と思ったけど、後輩が「すいません、今日も無理そうです・・」とほほ。
いい加減ヒマになってきたので、商店街の中ほどにあったレンタカー屋さん「EUROPECAR」で、思い切ってレンタカーを借りる事にしました。
実は、ツアー中余裕があればドイツでレンタカー借りてアウトバーン走ってやろうと思って、日本で国際免許をゲット済み。ヨーロッパでのレンタカーの借り方や、任意保険、標識や交通ルールも一通り調べておきました。スイスで足止め食ってる状況じゃとてもドイツで借りれそうにないので、ここはスイスで乗っとかないと、と思いまして。
英語なんてまるっきり出来ないオイラですが、それらしき単語を喋りつつ、必要な事を紙に書いて、なんとか借りる事が出来ました。店にあった一番小さな車で、KIA社のPICANTOという車です。他にあったのはシュコダのワゴンとVWパサートのワゴン。大きさもでかいし値段も高いので、それらはやめときました。
で、初めて乗る韓国車はどんな感じだったかというと、初めての右側通行という緊張と、言葉の通じない国で事故ったら・・という不安と、そしてオイラは今ヨーロッパを一人で走っているんだという興奮で良く覚えていません。最初はメインストリートを3往復くらいしつつロータリーに慣れ(なにしろ交差点はほとんどロータリー)、郊外の山道を走り、ちょっとだけ高速に乗り(スイスもドイツ語でアウトバーンというそうです。制限速度100kmだったけど)、もう言葉では表せない、車好きとしては至福の時間を過ごしました。
レンタカー屋に返却するためにセルフスタンドでPICANTOに給油しながら、オイラは思いました。
「日本で同クラスの国産車に比べて数十万〜数百万高い右ハンドルオートマの奇形欧州車に乗って安っぽい優越感に浸るくらいなら、ヨーロッパに来てレンタカーを借りて走ったほうがよっぽど幸せ」と。